高級腕時計を保管する際は、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保管するのが基本です。保管場所を選んで置いておくと、長期間腕に巻かずにいても安心して保管しておけます。高級腕時計に多い機械式のタイプは一見頑丈そうに見えますが、繊細なパーツが集まってできている製品です。ほんの少しの保管ミスが重大な故障に繋がる事もありますので、保管方法にはメンテナンスと同じように気を配ると良いものです。有効な保管方法には、大きく分けて2つのポイントがあります。保管方法のポイントを上手く取り入れれば保管中のトラブルを防いで、いつでも好きな時に使える状態にできるものです。価値ある時計を長く綺麗な状態で使い続ける為の参考になりますので、高級腕時計を保管する前に覚えておくと役立ちます。

湿気を避けるべき理由と有効な方法

高級腕時計にとって多湿の環境はトラブルの元です。代表的なトラブルとしては、ケース内で結露してしまう事があげられます。少し曇った程度であれば問題ありませんが、結露の度合いが酷い場合は時計内部に水が侵入したのと同じ状態になり、故障の原因になってしまいます。湿気を避ける有効な方法としては、置き場所に工夫をすると良いでしょう。例えば、水回りに近い場所での保管は避けるべきです。また、冷房や暖房が強い等の寒暖差が激しい環境での保管も止めるようにしましょう。室内の湿気から防ぎにくいという場合は、ドライボックスや防湿庫の利用もおすすめです。庫内の湿度を一定に保ちやすく、多湿の状態を防げるので結露のリスクを下げられます。ドライボックスはリーズナブルに利用できますので、時計を1個か2個保管しておくのに便利です。防湿庫は自動で湿度を調整してくれて収納力も高く、簡単に楽に時計の保管環境が整います。

高温によるリスクと避けやすい保管方法

腕時計の保管環境には高温対策も必ず行いましょう。高温は時計が故障する要因であり、特に直射日光は必ず避けるべきものです。直射日光を避けるには保管用のスタンドやボックス等を利用して、屋内に保管する必要があります。意外と忘れがちなのが、季節による日当たりの変化です。保管当初は日が当たらない場所に置いてあっても、季節が変わって直射日光が部屋に入り込みやすい角度になる場合もあので気を付けましょう。また、室温を一定に保ち続けるのも大切な事です。見落としがちなのが寒暖差の激しい環境を避ける事で、エアコンで急激に部屋を暖めたり冷やしたりを繰り返すと、故障の原因になる場合があります。保管場所はエアコンを付け続けるリビング等を選ぶと良いでしょう。エアコンがあれば気温が上りにくく、室温も一定に保たれやすくなります。直射日光が当たらず風通しが良く、オーディオやテレビ、携帯電話を置かないポイントが最適です。